14日の午後1時過ぎ、衆議院本会議で岸田文雄首相が衆議院を解散した。衆議院議員の任期は4年であり、今回は実質的な任期満了だ。一般的な感覚としては選挙のインターバルが長いほど、政権が上手く行っているように見える。しかし、事実はそうではない。 自民党が結党された1955年11月以来、21回の総選挙のうち、10回は間隔が3年以下で行われた。このうち9回で解散時の与党第1党が単独過半数の維持に成功している。一方、3年を超えて行われた11回のうち、8回で単独過半数を得られなかった。衆議院の解散権は内閣総理大臣の権力の源泉であり、3年以内のインターバルで国民に信を問う好環境を整えることが、長期政権になる...
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