【NQN香港=桶本典子】債務問題に苦しむ中国不動産の中国恒大集団は今月、電気自動車(EV)企業へのシフトを目指すとの方針を示した。中国の不動産市場に冬到来の様相が濃くなり、有望分野を主軸にして立ち直りを図る構想だ。事業多角化のパーツの1つにすぎなかった傘下のEV企業、中国恒大新能源汽車集団を経営の根幹に据えるという起死回生策の即効性は薄そうだが、背景には何があったのか。 ■もともとは不動産開発のため 「10年以内に自動車会社へと転身する」――。中国恒大の許家印・董事局主席が22日、社内会議でこう述べたと伝わった。2020年に7000億元超だった不動産販売額は2000億元ほどに減らし、EV事...
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恒大集団には、何か変な事を言わないで、素直に借金返済にまい進して欲しいと思いますね。