4年ぶりに行われた第49回衆議院総選挙が終わった。一言で総括すれば「岸田政権はとりあえず安定する」ということだろう。自民、公明両党の新たな議席は293議席であり、解散時を12議席下回るものの、161議席の野党との差は顕著には縮まらなかった。 今回の総選挙で自民党が単独過半数を割っていれば、公明党との連立で過半数を維持できたとしても、岸田首相の指導力は大きく揺らいでいた可能性が高い。解散時を40議席以上、下回ることになり、来年7月に予定される次の参議院選挙へ向け、自民党内に不安が広がっていただろう。 一方で自民党内には解散時の276議席を守れるとの見方はなかったようだ。過去21回の総選挙にお...
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