10日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)は大幅な上昇だった。総合指数は前年同月比6.2%、コア指数は4.6%の上昇で、これは31年ぶりの高い上昇率になる。1991年12月25日のミハエル・ゴルバチョフ大統領によるソビエト連邦の消滅宣言以降、グローバリゼーション、すなわち世界市場の統合が進み、米国の物価は安定期に入ったが、大きな転換点を迎えつつあるのではないか。 消費者物価の内訳を見ると、食料品、エネルギーを除くコア指数の上昇率も加速している。総合指数の58%を占めるサービスの上昇率が前年同月比で3.6%となり、その中核を占める住居賃貸も同3.5%だ。様々なイベントの影響を受けてブ...
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