【NQNニューヨーク=戸部実華】8日の米債券市場で米長期債相場は3日続落し、10年物国債利回りは前日比0.05%高い(価格は安い)1.52%で終えた。米労働市場の引き締まり観測を強める経済指標を背景に、労働コストの上昇もインフレ圧力を高めるとの見方が広がっている。市場はテーパリング(量的緩和の縮小)加速を織り込んでいるが、米連邦準備理事会(FRB)の次の一手となる利上げ時期やペースを探るうえで雇用データへの注目度も日ごとに高まっている。 ■空席が埋められない 「労働コストは上昇し続ける」。スタイフェル・ニコラスのリンゼイ・ピエグザ氏は8日発表の10月の米雇用動態調査(JOLTS)を受けてこ...
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