【日経QUICKニュース(NQN) 末藤加恵】2022年は日銀の金融政策が難題に直面しそうだ。新型コロナウイルスに対応した企業の資金繰り支援策を一部縮小すると決めたことで、金融機関への資金供給は次第に細っていく。来年にもマネタリーベース(資金供給量)は約10年ぶりに減少に転じる公算が大きく、2%の物価安定目標の実現に向けた拡大方針との整合性が問われそうだ。 ■じわり減少 日銀は17日まで開いた金融政策決定会合で、金融機関に有利な条件で貸し出しの原資を供給する特別オペ(コロナ特別オペ)を一部縮小すると決めた。金融機関が自ら信用リスクを負う「プロパー融資」分については現行のまま来年9月末まで延...
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