【日経QUICKニュース(NQN)鈴木孝太朗】日経QUICKニュースが2021年12月に実施した市場関係者向けアンケート「プロが選ぶ世界の有望株2022」では、トヨタ自動車との回答が一番多かった。電気自動車(EV)への移行で異業種を巻き込んだ競争が過熱するなか、トヨタが優位に立つとの見方が増えている。
■バリュー(割安)株かつEV関連として評価
トヨタ株は1月18日に2475円と株式分割考慮後の上場来高値を更新し、時価総額が初めて40兆円を上回った。米金利の先高観が強まるなか、昨年末からバリュー(割安)株の一角として物色が向かった。その後は米金融緩和を巡る懸念から下落も続いたが、足元は31...
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