【NQNニューヨーク=川内資子】米国経済が新型コロナ禍から立ち直る中、労働需給が逼迫している。高賃金を求めて離職する人が記録的な水準に増え、賃金インフレを招くリスクも高まっている。米労働市場で何が起きているのか、専門家に読み解いてもらう。1人目はクリントン政権で労働省のチーフ・エコノミストを務めたハーバード大学のローレンス・カッツ教授。 ――経済活動の再開に伴い、失業率の低下と賃金上昇が顕著です。 「自発的な離職者が過去最多となるなど労働市場の需給はかなり引き締まっている。それが賃金上昇につながっているうえ、低所得者の賃金上昇率が高所得者を上回っているのも今回の特徴だ。これは196...
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