【NQNニューヨーク=川内資子】米国経済が新型コロナ禍から立ち直る中、労働需給が逼迫している。高賃金を求めて離職する人が記録的な水準に増え、賃金インフレを招くリスクも高まっている。米労働市場で何が起きているのか、専門家に読み解いてもらう。インタビューの2人目は労働市場の調査会社、米バーニンググラス・インスティチュートのチーフ・エコノミスト、ガド・レバノン氏。 ――米企業の求人が記録的な水準となり、人手不足が深刻です。 「昨年春以降、労働市場が急速に逼迫していったのは驚きだった。幅広い業種で人手不足があらわになり、米国の歴史上であまり例をみないペースで失業率の低下と賃金上昇が進んだ。製造...

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