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古河電気工業(5801) 輸送費・材料費の増加などを考慮して当研究所利益予想を下方修正

QUICK企業価値研究所アナリスト 中村宏司(2022/02/21)

・22/3期の営業利益を200億円→130億円に減額
 企業価値研究所では22/3期の営業利益を200億円→130億円(前期比54%増)と従来予想を下方修正。電装エレクトロニクス部門の自動車部品・電池事業が輸送費・材料費の増加等で採算が想定以上に悪化していることを考慮した。前期比では、前期上期を中心に新型コロナウイルス感染拡大の影響により大幅に需要が減少していた反動により、大幅な営業増益を予想する。

・23/3期以降も需要増に合わせた増益を予想
 23/3期以降の営業利益も従来予想を下方修正したが、インフラ部門、電装エレクトロニクス部門の伸長により増益基調が続くとの予想は変えていない。

・3Q累計はインフラ部門などの採算改善で営業損益は51億円の黒字に改善
 22/3期3Q累計の営業損益は51億円の黒字(前年同期は7億円の赤字)。電装エレクトロニクス部門は苦戦したが、インフラ部門、機能製品部門の伸長で、全体の営業損益は黒字に改善した。

・リスクファクター ~エレクトロニクス・自動車関連の需要動向など

・アナリストの投資判断 ~収益改善と割安な株価指標を背景に株価は上昇へ
 株価指標面では、22/3期3Q実績連結PBRは0.65倍と1倍を割り込み割安な水準にある。足元の収益回復は鈍くなっているが、23/3期以降も収益改善傾向が続く見通しであり、割安な株価指標を背景に株価も上昇に向かうものと考える。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

中村 宏司

シニアアナリスト

スポンサード・リサーチ担当


【プロフィール】
1988年、専修大学商学部会計学科卒業。コスモ証券(現岩井コスモ証券)入社。債券部、財務部を経て企業調査のアナリストになる。2001年、QBR(現QUICK企業価値研究所)に入社し現在に至る。 企業調査では、コスモ証券時代からガラス・土石、鉄鋼、非鉄金属などの素材分野を担当。事業の構造変化や足元の事業動向を投資家にわかりやすく伝えられるように心がけている。

 

日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

日本証券アナリスト協会ディスクロージャー研究会 鉄鋼・非鉄金属専門部会 評価実施アナリスト


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