【NQNシンガポール=編集委員 今 晶】外国為替市場で天然ガス輸出国の通貨の注目度が高まっている。ウクライナ情勢の混迷が深まるにつれ、ガス輸出大国のロシアと敵対する国の取引が止まった場合、どこからの輸入が増えるかとの視点からその通貨の持ち高を増やす動きが広がってきた。そのうち取引しやすいオーストラリア(豪)ドルへの資金流入が目立ち、アジアではマレーシアリンギへの買いもみられる。 ■ユーロ直撃 ロシアに比肩するガス輸出国といえば米国とカタール、ノルウェーあたりだが、米国のドルは「基軸通貨」など様々な「顔」を持ち目標として絞りづらい。カタールは固定相場制だ。ノルウェーはロシアと地理的に近く、敬...
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