【日経QUICKニュース(NQN) 山本裕二】欧州で温暖化ガス排出量の先物価格が暴落している。ウクライナ情勢の緊迫でガス価格が高騰する状況下では、発熱量あたりの二酸化炭素(CO2)が多い石炭に需要がシフトする。結果、排出量の価格も上がるはず。多くの市場関係者がこのような予測を打ち立てる中での謎の暴落について、市場では欧州景気の悪化を懸念した売りや、脱炭素に流入していた資金の一時退出を原因とする見方が出ている。 ■成長鈍化→排出量減 欧州連合(EU)の排出量先物価格は、7日に1トンあたり56.47ユーロまで下落し、直近高値の2月上旬と比べて4割安い。排出量取引は企業ごとに温暖化ガス...
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