【日経QUICKニュース(NQN) 椎名遥香】東欧諸国の通貨が下げ足を速めている。ロシアによる軍事侵攻に終わりがみえず、ウクライナ周辺国を投資家が敬遠しているためだ。地政学リスクの高まりに加え、ウクライナからの難民流入に伴う経済的負担や資源価格の急騰の影響で東欧諸国の景気にも悪影響が出かねない。だが、高インフレと通貨安に悩む中央銀行は大幅利上げという苦肉の策に迫られている。 ロシアによるウクライナ侵攻の影響は東欧通貨に色濃く出ている。金融情報会社リフィニティブのデータで侵攻を始める直前の2月23日から3月8日までの騰落率をみると、対ドルではハンガリーの通貨フォリントが10.1%下落した。下落...
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