【QUICK Market Eyes 大野 弘貴、片平 正二】野村証券は3月30日付のリポートで、株高にもかかわらず年金基金のリバランス売りが出にくく、「むしろリバランス買い余地もあること」から良好な需給環境になっているとの見方を示した。
各資産の値動きなどから、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のポートフォリオに占める国内株式のウエートが24.3%と試算。年金基金のポートフォリオにおいては、外国資産のウエートが上昇したことから、株高の割に国内株式のウエートはあまり上昇していないとも指摘している。
また、海外投資家動向について、外資系証券会社の先物買い建玉は海外投資家の先物買いポジ...
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