来週(4月25~28日)の外国為替市場で円相場は軟調に推移し、心理的節目の1ドル=130円を探る展開になりそうだ。日本と米欧など主要中央銀行との金融政策の方向性の違いが引き続き意識され、円の先安観は変わっていない。米長期金利が高止まりすることも円売り・ドル買いを促すだろう。
日銀は27~28日に金融政策決定会合を開く。現行の金融政策の維持を決めるとの予想が多いが、一部の市場参加者からは足元の急速な円安進行を受けて、政策金利のフォワードガイダンス(先行き指針)の表現を修正するとの声もある。市場では「仮に日銀が緩和スタンスを変更せず、黒田東彦総裁も従来の発言内容を繰り返せば、日米の金融政策の方向...

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