【NQNニューヨーク=張間正義】米経済の屋台骨である個人消費が堅調だ。米連邦準備理事会(FRB)の引き締め政策で金融環境が悪化するなか、消費が落ち込む気配はない。需要を抑えることでインフレ抑制を狙うFRBにとっては悩ましい面もある。 ■サプライズ指数は低下傾向 17日の米債券市場で長期債相場は反落した。長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.10%高い(価格は安い)2.98%で終えた。朝方発表の4月の小売売上高では、変動が大きい自動車・同部品を除くベースで前月比0.6%増と市場予想(0.4%増)を上回った。3月分も上方修正された。同統計は物価調整がされないため、インフレが押し上げ...
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米経済で個人消費が堅調。FRBは需要を抑えてインフレを抑制したいので、悩ましい。金融環境が引き締まる局面で、今後は消費もショック的に落ち込む可能性は捨てきれないそう。