【日経QUICKニュース(NQN) 池田幹、鈴木孝太朗】新興株式市場の売買低迷が深刻になってきた。市場再編後の東証グロース市場では1日の売買代金が1000億円を下回ることが目立つ。米国の金融引き締めが進むなかで、グロース(成長)株の下げ止まる兆しが見えない。市場活性化の起爆剤になるような新規株式公開(IPO)案件も少なく、売買が一段と低迷する悪循環に陥っている。
「総悲観に傾いている」。SBI証券の鈴木英之投資情報部長は東証グロース市場を取り巻く投資家の心理をこう表現する。新興市場の指標となる東証マザーズ指数は12日に620.63と約2年ぶりの安値を付けた。代表的な構成銘柄であるメルカリ(4...
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