【日経QUICKニュース(NQN)】金融情報会社のQUICK(東京・中央)は9日、株式取引の執行システムサービス「QUICK Trading Framework」が本格始動したと発表した。アイザワ証券が導入した。
「QUICK Trading Framework」は株式の発注や注文を管理するシステムで、クラウドを経由したソフトウエアで提供するSaaS型のサービス。証券会社ごとに柔軟な対応でサービスの差別化を図っている。アイザワ証券では、株式発注などの業務改善やコスト削減につながったという。
QUICKは3月1日に株式取引の執行システムを手掛ける会社を完全子会社化し、「QUICKトレーディングテクノロジーズ(QTT)」を設立した。今回のサービス導入はQTTとして初の案件となる。