【NQNニューヨーク 張間正義】波乱の2022年上期(1~6月)もあと1日で終わる。上期の米金融市場は急激な債券価格の下落(金利は上昇)と株安が同時に発生する歴史的な展開だった。米国では長期運用の定番として個人を中心に幅広く普及するのが資産の6割を株式、4割を債券に投資する「60/40」戦略だ。今年の折り返し地点では、この投資戦略のパフォーマンスは過去最悪級となっている。 6月29日の米債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.08%低い3.09%で終えた。上期としてみると長期金利は昨年末の水準(1.51%)から2倍以上の水準に上昇した。今月には一時、3.49%と2011...
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