【QUICK Market Eyes 大野 弘貴、片平 正二】東証が公表した6月のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)投資部門別売買状況によると、投資信託が278億円を買い越した一方、事業法人が162億円、海外投資家が29億円をそれぞれ売り越した。また、個人投資家が46億円を買い越した。個人投資家の買い越しは2年ぶり。6月の東証REIT指数は1.95%安の1966.9と反落した。
野村証券は12日付リポートで、海外投資家が2カ月連続の売り越しとなったことにふれ、ヘッジファンドを含むマクロトップダウン型の主要投資家が物流施設におけるテナント需要減退リスクを指摘するとの見方が紹介され...
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