【NQNニューヨーク=横内理恵】米長期金利が利上げ観測と景気懸念のはざまで揺れている。14日は指標となる米10年物国債の利回りが前日比0.03%高い(価格は安い)2.96%で終えた。6月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、インフレ長期化観測が金利上昇を促した。しかし、米連邦準備理事会(FRB)の急ピッチな金融引き締めが景気悪化を招くとの懸念は金利の低下圧力ともなる。米国債を巡る売り材料と買い材料が綱引きし、金利の方向感や適正水準を見いだしにくくなっている。 14日発表された6月の米PPIは前月比1.1%上昇した。6月の米消費者物価指数(CPI)に続いて、上昇率は市場予想(0.8%)...
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