来週(18~22日)の外国為替市場で円相場は軟調な地合いが続きそうだ。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制のために金融引き締めを加速するとの見方が強まる中、市場では1ドル=140円を割り込んで円安・ドル高が進むとの予想が多く聞かれる。約24年ぶりの安値圏とあって節目を下回った後、円は達成感から短期的に反発する可能性がある。日銀は20~21日に開く金融政策決定会合で現行の金融緩和策の維持を決める公算が大きい。日米の金融政策の方向性の違いが再度意識され、週後半にかけて市場参加者が円売り・ドル買いに動きやすくなると考えられる。
19~22日の東京株式市場で日経平均株価は2万6000円台で一進一...
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