【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】外国為替市場で、円の対ユーロ相場が底堅さを増している。日銀が大規模な金融緩和の維持を決めたのと同じ日に、欧州中央銀行(ECB)は大幅利上げを決めた。にもかかわらず日欧の金利差拡大を見込んだ円売り・ユーロ買いは盛り上がらず、足元の流れは日欧中銀の政策差に逆行するように円高・ユーロ安に傾いている。ロシアからのエネルギー供給の減少が欧州の経済活動を鈍らせるとの懸念が、ユーロ相場の上値を抑えている。 ■ユーロ買いを阻む要素 ECBは21日の理事会で、政策金利を0.50%引き上げると決定した。主要政策金利をゼロ%からプラス0.5%、銀行が中央銀行に預け...
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