【NQNニューヨーク=川上純平】米国の猛烈な物価高が和らぐ兆しが出てきた。11日にかけて発表された7月の物価指標は市場予想を下回った。足元でガソリン価格が一段と低下しているのもインフレ圧力を弱めている。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを急ぐとの見方は根強く、9月も0.75%の利上げが続くとの見方はなおくすぶる。 ■インフレ鈍化の兆し 11日発表の7月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.5%下落と6月(1.0%上昇)から下落に転じ、市場予想(0.2%上昇)も下回った。10日発表の7月の米消費者物価指数(CPI)に続いてインフレの鈍化を示した。FRBが利上げペースを緩めるとの見...
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