【日経QUICKニュース(NQN)】米資産運用大手ブラックロックは11日までに、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの現物を投資対象とするファンドを立ち上げたと発表した。米国の機関投資家向けで、私募形式で資金を集める。費用などを差し引いたビットコインの価格に連動する運用を目指す。
発表資料では「我々の技術や商品力を利用したデジタル資産への投資に対し、一部の機関投資家が大きな関心を寄せている」と説明した。4日には仮想通貨交換業の米コインベース・グローバルと提携するとも発表しており、ブラックロックは仮想通貨ビジネスを強化している。