【日経QUICKニュース(NQN)】25日午後の東京株式市場でみずほFG(8411)の株価が上げ幅を広げた。一時、前日比13円50銭(0.9%)高い1590円を付けた。大和証券が24日付で投資判断を5段階で真ん中の「中立(3)」から2番目の「アウトパフォーム(2)」に引き上げたのが手掛かりとなっているようだ。目標株価は1700円で据え置いた。
大和証券の高井晃氏は24日付のリポートで「長期的にも高配当利回りの配当株として投資魅力は高い」と指摘。同証券ではみずほFGの2022年4~9月期決算で23年3月期の年間配当が1株当たり85円に見直される期待があるという。業績の拡大とともに、24年3月期、25年3月期と「連続増配を期待」としている。みずほFGの23年3月期の年間配当予想は現時点で80円となっている。