来週(9月5~9日)の外国為替市場で円相場は1ドル=140円台を中心とした軟調な展開となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めが続くとの見方が根強く、米長期金利の上昇に伴う日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが出やすい。8日にパウエルFRB議長が討論会に参加するなど、引き続きFRB高官の発言に注目が集まる。利上げに前向きな「タカ派」姿勢が確認されれば、円相場の重荷となるだろう。
同期間の日経平均株価は2万7000円台での下値固めか。今週の日経平均がリスク回避の売りにより急速に下げたため、市場では戻りを試す展開を想定する声が聞かれた。一方で米国の金融引き締めに対す...
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