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1.0％利上げの可能性はほとんどない？（米株ストラテジー）
【QUICK Market Eyes 川口 究、片平 正二】13日に発表された米消費者物価指数（ＣＰＩ）が市場予想を上回ったのを受けて、市場では米連邦準備理事会（ＦＲＢ）による金融引き締めへの警戒が高まっている。一部には1.0％の利上げ幅を予想する声も出始めた半面、冷静な見方も残っている。エバコアＩＳＩは同日付リポートで、「変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数が前月比0.6％上昇と、市場予想の0.3％上昇を上回ったが、1.0％の利上げの可能性はほとんどない。一方で９月は0.75％の利上げが見込まれる」と指摘した。
「議論の焦点は今、11月と12月の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）に移...
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