【NQNニューヨーク=川内資子】米連邦準備理事会(FRB)は21日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。インフレを抑制するため、3会合連続で通常の3倍にあたる0.75%の利上げを決める見込みだ。最大の注目は3カ月に1回公表する委員らの政策金利見通し(ドットチャート)だ。2022年末や23年末の政策金利がどの程度引き上げられるかが焦点となる。
8月26日の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル議長の講演が転機となり、FRBのタカ派姿勢が明確になった。2%の物価上昇という政策目標の達成に向け、議長は「仕事を終えるまで(金融引き締めを)やり続ける」と明言した。来年にも利...
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