【QUICK Market Eyes 川口 究、片平 正二】グローバル市場では急落した英ポンドへの関心が高い。英イングランド銀行(中央銀行)のベイリー総裁は26日、「インフレ率を中期で2%の目標へ持続的に戻すため、必要に応じて金利を変更することをためらわない」と強調。トラス政権が打ち出した減税を柱とする経済対策によって、財政やインフレ状況の悪化につながることへの懸念に端を発したポンド安をけん制した。しかし、市場を納得させるのは難しそうだ。 モルガン・スタンレーは26日付リポートで、直近の為替相場の動きは主に米ドルに起因するものであるとし、米連邦準備理事会(FRB)の利上げピークへの期待、世界...

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