【日経QUICKニュース(NQN) 中田真裕】外国為替市場で投資家のリスク回避(オフ)姿勢が円高圧力を高める傾向が続いている。米政権が「相互関税」に譲歩する構えをまだ示しておらず、市場では「円の上値メドを見通せる状況にはない」との空気が蔓延している。相場の流れに逆らう「逆張り」のスタンスで知られる日本の外国為替証拠金取引(FX)投資家の腰も引け気味だ。
7日の東京外国為替市場で円相場は朝方に1ドル=144円80銭台まで急伸し、前週末4日の欧州市場でつけた昨年10月以来の高値(144円55銭近辺)に迫った。その後は146円台まで押し戻されたが、国内輸入企業が久しぶりの円高水準に沸いた一方...

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