【NQNニューヨーク=三輪恭久】米長期金利の上昇(債券価格の下落)がとまらない。19日には指標となる米10年物国債の利回りが一時4.14%まで上昇し、2008年7月以来の高水準となった。世界的なインフレ進行が改めて意識された。米連邦準備理事会(FRB)が急ピッチな利上げを続けているにもかかわらず、米経済が底堅いことも市場のインフレ警戒を強める要因になっている。 ■折れない個人消費 米長期金利が19日未明から朝にかけ上昇が加速した。きっかけは9月の英国とカナダの消費者物価指数(CPI)だ。英国は前年同月比10.1%上昇し、7月に記録した40年ぶり高水準に並んだ。カナダは市場予想(6.8%)を...
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