【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 穂坂隆弘】外国為替市場における円の対ドル相場は、連動性が高いとされていた日米の長期金利差との鎖がほどけている。日米金利差は拡大へ転じているが、円売り・ドル買いにはつながらない。現在の米長期金利の上昇(債券価格の下落)は投資マネーのドル離れが招いているためだ。トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)に利下げ圧力をかけ、この流れを加速させている。
22日午前の東京市場で円相場は1ドル=141円を挟んだ動きとなっていた。21日の海外市場は140円80銭台で終えていた。同日時点の日米の長期金利差は3.12%程度(複利)だった。米長期金利は前営業日を...

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