(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
「株は5月に売れ(セル・イン・メイ)」は米ウォール街の有名な相場格言だが、ではいつ買ったらいいのか。実は今、10月の最終週だ。日本でも傾向は同じで、1949年から2022年まで10月末に買って4月末に売ってきた投資家と、4月末に買って10月末に売ってきた投資家とでは、運用成績にびっくりするほどの差ができる。
今回紹介するのは株式相場のアノマリー(根拠のない経験則)。日経平均株価は1949年5月から、米ダウ工業株30種平均は1900年1月からのデータをもとに、株価指数が1年間でどう変動するくせがあるかを示すと、グラフのようになる。
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