11月10日、米国労働省が発表した10月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は、総合指数が前年同月比7.7%、食品、エネルギーを除いたコア指数が6.3%であり、それぞれ市場予想を0.2%ポイントずつ下回った。 原油価格が前年同月比で概ね横ばいになるなか、消費者物価上昇率は段階的に縮小する局面にある。しかし、正直なところ、米国の市場において為替、債券、株価ともにここまで大きく反応したのは全くの予想外だった。ダウ工業株30種平均は1201ドルの大幅上昇となり、1ドル=140円まで4円以上、円安が修正された。 振り返れば、円が急落したのは3月15~16日のFOMC(米公開市場委員会)において、FR...
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