【NQNニューヨーク=横内理恵】米長期金利の低下(債券価格の上昇)が鮮明だ。16日のニューヨーク債券市場では長期金利の指標である米10年債利回りが一時3.67%と10月上旬以来の水準に低下した。インフレのピークアウトに伴って米連邦準備理事会(FRB)が12月にも利上げペースを鈍らせるとの観測は強まるが、金融引き締め自体は当面続く公算が大きい。長引く利上げによる景気悪化を織り込んだ買いが債券相場を押し上げた。 ■家計債務の膨張 米長期金利がにわかに低下の勢いを強めているのは「市場が米景気後退への懸念を一段と強めている」(アクション・エコノミクスのキム・ルパート氏)ためだ。前週初めに4.2%台...
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