【NQNニューヨーク=戸部実華】21日の米債券市場で景気後退のシグナルとされる長短金利差の逆転が一段と進んだ。金融引き締めの長期化による景気懸念が強まっているうえ、21日は中国で新型コロナウイルスの感染抑制に向けた行動規制強化の影響も警戒された。世界景気の先行き不安を誘う材料が目立つなか、短期金利が長期金利を上回る「逆イールド」の基調が目先は一段と強まるとの声が増えている。 21日の米債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前週末比0.01%低い(価格は高い)3.82%で終えた。2年物国債利回りは0.03%高い4.56%で終え、利回り差はマイナス0.74%と前週末のマイナス0.70...

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