【NQNロンドン=菊池亜矢】「ZARA」などを展開するアパレル世界最大手、スペインのインディテックスの株価が堅調だ。足元では25ユーロ台前半で推移し、3月に付けた年初来安値を約3割上回る。世界的な景気減速でアパレル需要が鈍化するとの懸念が強いなかでも、好調な決算が買い安心感につながっている。
2022年8~10月期決算は売上高が前年同期比11%増の82億1000万ユーロ、純利益は6%増の13億100万ユーロだった。新型コロナウイルス禍からの経済活動の再開が続いたほか、他社と差異化した商品の訴求力が強かった。2~10月期の9カ月間累計で全地域がプラス成長。オンライン販売も好調で、2~10月期...
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