(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
日銀が市場からの信頼を失いつつある。黒田東彦総裁が金融緩和からの「出口ではない」と強調しても、国債には売り圧力が高まっている。長期の金融緩和はさまざまな副作用をもたらした。地銀もバランス型投信も、リスク資産への運用を増やしたことが裏目に出て多額の損失を抱えている。
金融緩和がよかったのかどうかは立場によって異なるが、資産運用をする側にとっては、結果的に経済が活性化しなかったため、ハイリスクかつマイナスリターンを余儀なくされた。例えば年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産別の運用状況をみると、2022年はどの四半期をとっても、...

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