【日経QUICKニュース(NQN) 中山桂一】銅の国際価格が上昇を続けている。最大消費国である中国の経済再開への期待を追い風に7カ月ぶりの高値圏に浮上した。製造業で様々な製品に用いられる銅の価格は世界経済の状況を映し出し「ドクターカッパー」の異名を持つが、足元では需給の逼迫感が価格上昇を過度に演出しており、名医への過信は禁物だ。
銅の国際価格の指標であるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物は11日、前日比2%超高い1トン9124.5ドルで終えた。終値ベースでは2022年6月15日以来の高値となり、23年が始まってから2週間足らずで約9%上昇した。日本時間12日午後の取引でも11日の終値...
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