【QUICK Market Eyes 片平 正二】日本政府観光局(JNTO)が18日に発表した22年12月の訪日客数は137万人で、コロナ前の19年同月と比べて54%の水準を回復した。モルガン・スタンレーMUFG証券は18日付の空運セクターのリポートで「中国からの訪日需要が19年比5%にとどまる中、想定以上の総需要回復が確認された」とし、空運業界にはポジティブ材料と指摘した。
リポートでは、為替市場で円高基調にあったものの、前月比1.5倍で3カ月連続の大幅増加となったことに着目。同社は25年度に訪日需要がコロナ前の年間3000万人に戻ると予想しているが、「1年前倒しで達成の可能性」もあり得る...
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