【NQNニューヨーク=戸部実華】2023年の米消費は堅調な滑り出しをみせた。米商務省が15日発表した1月の米小売売上高は前月比3.0%増と、市場予想(1.9%増)を上回った。力強い労働市場が米経済のエンジンとされる個人消費の伸びを支えているとみられる。景気懸念の緩和は高インフレが想定より長引くとの観測を強めており、米連邦準備理事会(FRB)のインフレ退治に向けたかじ取りは一段と複雑になりそうだ。 市場予想を上回る伸びとなった1月の小売売上高の結果を踏まえ、市場では「FRBは高めの政策金利を長く維持する必要性が強まった」(CIBCエコノミクス)との受け止めが広がった。利上げ長期化を織り込...
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