【日経QUICKニュース(NQN) 鈴木孝太朗】22日の東京株式市場で、大手海運株が逆行高となった。3月末の期末を控え、配当利回りの高さで注目される大手3社に物色が向かった。主力のコンテナ船事業の成長一服を背景に株価下落を見込む投資家も少なくないが、ここ数日のバリュー(割安)株物色を受け買い戻しを迫られる展開になっている。
日本郵船(9101)は一時前日比2.8%高の3453円まで買われた。商船三井(9104)と川崎汽船(9107)はそれぞれ一時1%超上昇した。米長期金利の上昇を背景に最近の東京市場ではバリュー株が買われており、海運株も対象になっている。郵船と商船三井は東証プライムで今期の配...
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