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ステランティスが1年ぶり高値 合併の相乗効果に根強い期待(欧州株ウオッチ)

記事公開日 2023/2/28 07:00 最終更新日 2023/2/28 12:05 米国・欧州 自社株買い 欧州株 自動車 海外株 NQNセレクト

【NQNロンドン=菊池亜矢】自動車世界大手の欧州ステランティスの株価が堅調だ。イタリア市場で2月23日に一時17.088ユーロまで上昇し、ほぼ1年ぶりの高値を付けた。24日終値は2022年末に比べて24%高い。市場予想を上回る決算や自社株買いの発表が好感されたのに加え、合併による相乗効果が早期に表れており、収益拡大への期待が株価を押し上げている。

ステランティスの株価※ステランティスの株価

22日発表の22年7~12月期決算は、売上高が915億9300万ユーロと前年同期比19%増えた。調整後の営業利益は17%増の109億4900万ユーロと、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(11%増の104億4460万ユーロ)を上回った。国・地域に応じた価格設定や利益率の高い車種の投入などの戦略が奏功したことに加え、ユーロ安が収益を押し上げた。

決算発表と同時に、15億ユーロを上限とする自社株買いの実施も公表した。23年末までに完了する。市場からは、運転時に排ガスのない「ゼロエミッション車」への移行途上にあるほか、マクロ環境の不確実性といった逆風下での自社株買いの決定について「将来の収益と現金創出に対する経営陣の自信の表れを示している」(ドイツ銀行)との見方が出ており、好意的に受け止められた。

ステランティスは21年に欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と仏グループPSAの合併で誕生した。物流や製造コストの最適化、バッテリー調達コストの削減や共同購買などで、24年までに年間50億ユーロと見積もる統合効果の80%を実現する目標を掲げていた。だが、同社はすでに71億ユーロの相乗効果を実現したといい、当初の目標を2年以上前倒しで達成した。

統合の効果が予定より早く表れているうえ、電気自動車(EV)専用のプラットホーム(車台)の共通化が増えることによる利益率改善への期待は高い。QUICK・ファクトセットが集計した目標株価の平均は24日時点で21ユーロ台。市場では一段と上昇するとの見方が増えている。

著者名

日経QUICKニュース(NQN) 菊池 亜矢


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