来週(6~10日)の外国為替市場で、円には売りが優勢となりそうだ。10日発表の2月の米雇用統計で労働需給の引き締まりが意識されれば、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの観測から円売り・ドル買いが活発になるだろう。10日まで開かれる日銀の金融政策決定会合では現行の金融政策が維持されるとの予想が多い。足元の円相場は「強い米経済指標に敏感に反応しやすく、1ドル=139円台近辺まで下落してもおかしくない」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作氏)との見方があった。
同期間の東京株式市場で、日経平均株価は上値の重い展開が想定される。為替の円安進行が支えとなり、自動車な...

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