【NQNニューヨーク=松本清一郎】JPモルガン・チェースなど米大手銀行11行が16日、米地域銀行のファースト・リパブリック・バンクへの資金支援を決めた。11行合計で300億ドルを預金の形で預け入れる。米金融当局は前週末、国債などを担保にした新しい融資制度を導入したが、資金調達の補完策としては不十分との見方が出ていた。米金融界が「奉加帳」を回して資金支援するのは預金流出の厳しさを映している。 1998年9月に経営危機に陥った米ヘッジファンド、ロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)への支援を思い出した人もいるだろう。LTCMは巨額のデリバティブ取引が決済されず、金融システムがまひす...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー