【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇アリババ事業6分割、創業者帰国翌日に抜本再編
英フィナンシャル・タイムズ紙は28日、中国電子商取引大手アリババが中国政府の圧力を受け事業を6分割する方針だと報じた。それぞれの事業会社に最高経営責任者(CEO)と取締役会を置き、新規株式公開(IPO)が可能になるとしている。ジャック・マー(馬雲)最高経営責任者(CEO)が帰国した翌日に抜本的な再編計画が発表されたと伝えた。
(https://www.ft.com/content/41defa45-5ca5-479d-aef7-9edfbb21b73c)
◇中国高官に52億円贈賄の疑い、FTX創業者を追加起訴
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は28日、暗号資産(仮想通貨)取引業者FTXのバンクマン・フリード被告に対し贈賄容疑で連邦検察が追加起訴したと報じた。3回目の起訴で、凍結された10億ドル(約1310億円)超の仮想通貨の便宜を求め中国の高官に賄賂として4000万ドル(約52億4000万円)を渡した疑いがあるとしている。
(https://www.wsj.com/articles/ftx-founder-sam-bankman-fried-faces-new-criminal-charge-f9aeb0ce?mod=hp_lead_pos1)
◇ディズニー、メタバース部門を解散
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は28日、ウォルト・ディズニーがメタバース(仮想空間)戦略を専門にする部門を解散すると報じた。関係者によると約50人の小規模部門で、約7000人を削減するリストラの一環だとしている。アイガー最高経営責任者(CEO)はメタバースに強気だったが、コンサルティング会社から不要な事業を停止するよう圧力がかけられていたと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/disney-eliminates-its-metaverse-division-as-part-of-companys-layoffs-plan-94b03650?mod=hp_lead_pos3)
◇強制送還恐れ放火、メキシコ移民収容所火災で39人死亡
米ロサンゼルス・タイムズ紙は28日、米国との国境に近いメキシコの移民収容施設で発生した火災の原因は放火だったと報じた。メキシコのロペスオブラドール大統領が述べたもので、強制送還を恐れた移民がマットレスに火をつけたとしている。火災により少なくとも39人が死亡、10人超が負傷したと伝えた。
(https://www.latimes.com/world-nation/story/2023-03-28/mexico-border-dozens-dead-migrant-center-fire)
◇アップル後払い決済導入、6週間4回払い
米CNBCは28日、アップルが後払い決済サービス「アップルペイレーター」を導入したと報じた。50~1000ドル(約6550円~約13万1000円)を6週間4回分割で支払うことが可能になるとしている。ネット通販などをアップルペイで決済する際に「ペイレーター」の選択肢が表示されると伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/03/28/apple-pay-later-launches-in-us.html)
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