【NQNシンガポール=秋山文人】インド政府系重工業のバーラト重電(BHEL)が上昇している。一時、前日比2.35ルピー(3.3%)高の74.29ルピーまで上げた。国鉄インド鉄道向けの車両で大型受注が発生したと11日に発表したことが好感されている。
鉄道車両製造のティタガル・ワゴンズ(@532966/INI)と組んだコンソーシアムが受注した。長距離寝台車80両の製造、運用に35年間のメンテナンスが含まれる。1両あたり12億ルピー(約20億円)のため、全体で960億ルピーの受注となる計算になる。
BHELはインド政府が6割を出資している。発電施設や防衛装備品など手掛ける。