【NQNシンガポール=秋山文人】19日のインド株式相場は反発して始まった。主要株価指数のSENSEXの始値は前日比18.88ポイント(0.03%)高の5万9745.89だった。指数は今週に入り前日まで続落しており、自律反発狙いの買いが先行した。もっとも日本株や香港株の下落で投資家心理は低下しており、買い一巡後は下げる場面が目立っている。
IT(情報技術)サービスの軟調が続き、指数の重荷になっている。インフォシスは一時、1%超下げた。ウィプロやタタ・コンサルタンシー・サービシズなども売られている。
他には塗料のアジアン・ペインツ、日用品のヒンドゥスタン・ユニリーバが下げている。半面、タタ製鉄や自動車マヒンドラ・アンド・マヒンドラが上昇している。