【日経QUICKニュース(NQN)】メガバンク株が下落している。三菱UFJ(8306)は下げに転じ、前日比27円90銭(3.2%)安の832円20銭を付けた。日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で、現行の大規模金融緩和策の維持を決めた。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)も据え置いた。低金利環境が長引くことによる銀行の収益への悪影響を懸念した売りが出た。三井住友FGやみずほFGも下落に転じている。
日銀は28日公表した声明文で、金融政策運営について「1年から1年半程度の時間をかけて、多角的にレビューを行う」とした。